- WebSphere MQ は実行中に、許可ユーザーのみがキュー・マネージャー
またはキューにアクセスできることを検査する必要があります。
ユーザーがそのようなアクセスを試みると、WebSphere MQ は自分自身のローカル・アカウントを使用して
ユーザーに関する情報を照会します。
- Windows 2000 Server、Windows 2003 Server、またはこれ以降を
実行するドメイン・コントローラーは、ドメイン上で定義された
ユーザーにキュー・マネージャーまたはキューにアクセスする権限があるかどうかを WebSphere MQ が検査するときに、
ローカル・アカウントを使用できないようにデフォルトでセットアップされます。
この場合、WebSphere MQ に特別なドメイン・ユーザー・アカウントを指定する必要があります。
この場合に当てはまるかどうかわからない場合は、ドメイン管理者に問い合わせてください。
- 特別なドメイン・ユーザー・アカウントが必要な場合は、『Windows アカウントの構成』ページをドメイン管理者に送信し、
そこに記載されている特別なアカウントのうちの 1 つを要求してください。
- アカウントの詳細を「WebSphere MQ 準備ウィザード」に入力します。
このウィザードは、インストールの最後に自動的に実行されます。
また、このウィザードは、いつでも「スタート」メニューから実行することもできます。
特別なユーザー・アカウントが必要な場合に、ともかく作業を続行し、
特別なアカウントを使用せずに WebSphere MQ を構成した場合、使用した特定のユーザー・アカウントによっては、
WebSphere MQ の多くの部分またはすべての部分が動作しなくなります。
特に、現在、ドメイン・ユーザー・アカウントを使用してログオンしている場合は、
デフォルト構成を完了できないため、ポストカードと API エクササイザーが動作しない場合があります。