この節では、Global Security Toolkit 鍵データベース・ファイルへの SSL 証明書の移行について説明します。これは、WebSphere MQ バージョン 6.0 のインストール後に行ってください。
Global Security Toolkit (GSKit) を使用するには、それが作成し管理する鍵データベース・ファイルに SSL 証明書を保管する必要があります。これは、WebSphere MQバージョン 5.3 キュー・マネージャーおよび WebSphere MQ クライアントによって使用される証明書ストアに保管されている SSL 証明書を、鍵データベース・ファイルに移行することにより達成できます。
この節では、「WebSphere MQ 準備ウィザード」および AMQTCERT ( 証明書の転送) コマンドを使用して これを行う方法を詳しく説明します。
『ステップ 1: WebSphere MQ 証明書ストアが完全な証明書チェーンを含んでいることの確認』が完了済みである必要がありますが、これは WebSphere MQ バージョン 6.0 のインストール前に行っておく必要があります。
次の節では、GSKit データベース・ファイルにご使用の SSL 証明書を移行するプロセスを示します。