AMQTCERT 証明書の転送コマンドの使用

この節では、AMQTCERT (証明書の転送) コマンドの使用法について説明します。これを使用して、鍵データベース・ファイルを作成し、キュー・マネージャーおよび MQ クライアントによって使用される証明書ストアに保管されている 既存の SSL 証明書を転送できます。

AMQTCERT (証明書の転送) コマンドを使用すると、次回のキュー・マネージャーの開始時、もしくは次に MQ クライアントが開始して、SSL チャネルを使用したキュー・マネージャーに接続した時に、移行がスケジュールされます。このプロセスには以下のことが含まれます。

鍵データベース・ファイル名の指定、証明書ストアのリスト作成、およびスケジュールされた転送の取り消しオプションを含む、このコマンドで使用可能な全オプションについて詳しくは、「WebSphere MQ バージョン 6.0 システム管理」を参照してください。

移行状態の変更

ストアを自動的に移行するようにキュー・マネージャーまたは クライアントを設定した場合は、証明書ストアを手動で移行しなければならない状況が発生する可能性があります。 移行がまだ行われていない場合は、AMQTCERT を使用して すべてまたは個別のキュー・マネージャーまたはクライアントの移行を取り消すことができます。 AMQTCERT を使用してこれを行う方法の詳細については、 「WebSphere MQ バージョン 6.0 システム管理」を参照してください。