SSLPEER の表示および変更方法

この節では、設定済みの SSLPEER 値を表示する方法、およびそれらの変更方法の実例を示します。

SSLPEER 値を変更するキュー・マネージャーが実行されていることを確認してください。
  1. WebSphere MQ コマンド・プロセッサーを始動する。 連動させたいキュー・マネージャーの名前が queueManager である場合は、コマンド・プロンプトに runmqsc queueManager と入力して、これを行うことができます。
  2. キュー・マネージャーに定義されている各チャネルの SSLPEER 値を表示させる。 これを行うには、以下を入力します。
    DIS CHL(*) CHLTYPE SSLPEER
    出力は、以下に類似したものになります。
    AMQ8414: Display Channel details.
    CHANNEL(SYSTEM.DEF.SENDER) CHLTYPE(SDR) SSLPEER( )
    AMQ8414: Display Channel details.
    CHANNEL(SYSTEM.DEF.SERVER) CHLTYPE(SVR) SSLPEER( )
    AMQ8414: Display Channel details.
    CHANNEL(TO.QM7) CHLTYPE(CLNTCONN) SSLPEER(CN='QM7', O='IBM', C='GB', 
                    L='Hursley', OU='MQ', OU='Middleware', OU='Software Group')1
    AMQ8414: Display Channel details.
    CHANNEL(TO.QM8) CHLTYPE(SVR) SSLPEER(CN='QM2', O='IBM', C='GB', 
                    L='Hursley', OU='MQ', OU='Middleware', OU='Software Group')1
  3. WebSphere MQバージョン 5.3 CSD 7 以前が導入され、SSLPEER 値に複数の組織単位名 (OU) が含まれている場合は、これらの名前の順序を逆にする必要があります。MQSC または WebSphere MQ エクスプローラーのグラフィカル・インターフェースを使用して、これを行うことができます。 例えば、上記の例で、クライアント接続チャネル定義 'TO.QM7' の SSLPEER 値を変更するには、WebSphere MQ コマンド・プロセッサー・プロンプトで、以下を入力します。
    ALTER CHL(TO.QM7) SSLPEER(CN='QM7', O='IBM', C='GB', L='Hursley', OU='Software 
                                                 Group', OU='Middleware', OU='MQ')1
    注: 1. 上記の行は、本ページに合わせて意図的に改行してあります。コマンド行インターフェースでは、モニターの都合上、強制的に折り返されることがない限り、これらはすべて 1 行で表示されます。